初めてお金を借りるなら金融機関が良い?審査なしで借りる方法も紹介

この記事の監修者

家計の相談・マネーセミナー講師・CFP

金子 賢司

FPの最上級資格CFP資格保有者。立教大学法学部卒業後、東証一部上場企業に入社。その後、保険業界に転身し、ファイナンシャルプランナー(ファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司)として活動中。現在は個人・法人のお金に関する相談を受けながら、北海道のテレビ番組のコメンテーターもしている。

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初めてお金を借りる際、どこで借入すれば良いか迷う方は多いでしょう。

お金を借りたことがない場合、「審査なしで借りることはできるの?」「今日中に借りたい場合は?」など、疑問も多く生まれます。

そこで、初めてお金を借りる方向けに、借入の方法を目的別にまとめました。

初めて申込する際の注意点や審査のポイントも解説するので、参考にしてください。

お金を借りる方法は数多くある

お金借りる方法は様々

初めてお金を借りる際、どういった方法をとれば良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。

お金を借りる手段は以下のように数多くあります。

名称特徴
消費者金融カードローン融資スピードが早く最短即日借入も可能
銀行カードローン消費者金融と比べて上限金利が低め
クレジットカードのキャッシングキャッシング枠が設定済みならすぐに借入できる
質屋預ける品物があれば審査なしで誰でも借入できる
生命保険の契約者貸付制度解約返戻金の一定範囲内で審査なしで借入できる
国の融資制度低所得者などが利用できる貸付制度
お金を借りる方法

カードローンやクレジットカードのキャッシングのようなローン商品は、申込時に審査がおこなわれます。基本的には仮審査が通った後に本審査の流れになります。

本審査とは

仮審査の内容をより深く詳細に確かめることで、書類の提出や属性情報の詳細確認などがおこなわれます。仮審査よりも厳密におこなうため、ローンの種類によっては時間を要することもあります。

自分に合った方法を選ぶことが大切

お金を借りる手段はいくつもありますが、どの方法をとるべきかは借入の目的によって異なります。

それぞれ特徴が違い、メリット・デメリットがあるため、万人に当てはまる最適な方法はありません。

まずはそれぞれのサービス・制度の仕組みを理解しましょう。

次章より、初めてお金を借りる際に検討できる手段を紹介していきます。

FP金子

なぜお金を借りる必要があるのか、借入の目的を明確にしたうえで、自分に合った方法を選ぶことが重要です。

即日にお金を借りたいなら消費者金融

消費者金融は最短即日融資

借入を急ぐ場合は、消費者金融カードローンを選びましょう。

消費者金融の特徴

  • 早ければ最短30分程度で借入できる
  • 借入や返済の利便性が高い
  • 無利息サービスが利用できる

消費者金融カードローンは、最短即日融資に対応しています。

カードローンにより異なりますが、早ければ最短30分程度で融資が受けられるため、今すぐお金が必要な方に利用されています。

さらに、大手消費者金融なら、平日・土日にかかわらず即日融資が可能です。

多くの場合WEB完結に対応しており来店も不要なので、忙しい方でも手間をかけずに申込できます。

また、コンビニATMや振込など複数の借入・返済方法に対応していることが多く利便性が高いため、計画的に利用しやすいのも特徴です。

契約が初めての場合、大手消費者金融の多くは無利息サービスも利用できます。

FP金子

大手消費者金融は複数の選択肢から返済日から選べたり、期日前にお知らせメールを届けてくれるなど、返済サポートも充実しています。

即日融資に対応していて多くの人に利用されている消費者金融

消費者金融カードローンのうち、多くの人に利用されている3社を紹介します。

いずれも即日融資に対応しており、急ぎの場合も強い味方になってくれるカードローンです。

多くの人に利用されている消費者金融3社

  1. アイフル
  2. プロミス
  3. レイク

1:アイフル

アイフルの特徴

  • WEB申込なら最短18分で借入
  • 在籍確認の電話が原則なし
  • 最大30日間の無利息サービス

アイフルは、WEBからの申込で最短18分融資が受けられます。

WEB申込なら24時間365日いつでも申込ができ、口座振込の場合最短10秒で振込されるため、借入を急ぐ方も利用しやすいでしょう。

郵送物のないカードレス契約をすれば、当日にスマホのアプリを使って提携先のATMからお金を借りることも可能です。

また、アイフルでは、審査時に電話での在籍確認を原則行っていません。

そのため、職場への電話に対応できない方や回避したい方でも申込しやすいでしょう。

審査状況に応じて電話がかかってくる場合があるため、必ずしも回避できるとは限りません。

さらに初めて借りる場合は、最大30日間の無利息サービスが利用できます。

無利息期間内であれば利息がかからないため、返済負担の軽減が可能です。

アイフル
金利(実質年率)
3.0~18.0%
借入限度額
800万円
融資スピード
最短18分

お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。

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2:プロミス

プロミスも最短即日に振込やスマホATM取引などで借入できます。

プロミスの特徴

  • 金利年4.5%~17.8%
  • 電話での在籍確認が原則なし
  • 30日間の無利息サービスあり

大手消費者金融のなかで、上限金利が最も低く設定されているのがプロミスです。

初めてお金を借りる場合、上限金利が適用されるケースが多いため、他社よりも利息額を減らせる可能性があります。

また、原則として在籍確認は電話では行われません。

「WEB明細」を利用すれば郵送物もなくせるため、周囲に知られず利用したい方も申込やすいカードローンです。

審査状況に応じて電話がかかってくる場合があるため、必ずしも回避できるとは限りません。

また、プロミスでの契約がはじめての方で、以下の条件を満たす場合は、30日間利息が0円になります。

無利息サービスの利用条件

  • メールアドレスの登録
  • 書面の受取方法で「WEB明細」を選択

「契約日の翌日」からではなく「初回借入日の翌日」から無利息が適用されるのが大きな強みです。

プロミス
金利(実質年率)
4.5~17.8%
借入限度額
500万円
融資スピード
最短3分
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

公式サイトはこちら

3:レイク

レイクの特徴

  • WEB申込で最短25分融資
  • 都合に応じて無利息を選べる
  • スマホATM取引にも対応

レイクは、WEBからの申込で一定の条件を満たせば、最短25分で借入できます。

21時(日曜日は18時)までの契約手続きで即日振込が可能です。ただし、一部金融機関およびメンテナンスなどの時間は除きます。

最短15秒で審査結果が表示されるため、借入を急ぐ方も安心です。

また、レイク契約が初めての場合、都合に応じて無利息を選べます。

レイクの選べる無利息

  • 60日間無利息(WEB申込限定で利用限度額が200万円以内)
  • 借入額のうち5万円まで180日間無利息
  • 30日間無利息(利用限度額が200万円超の場合など)

これにより、借入期間によっては他社よりも利息額を減らせる可能性があります。

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4.5~18.0%
借入限度額
500万円
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クレジットカードのキャッシングも即日で借りられる

即日にお金を借りたい場合、クレジットカードのキャッシングを利用する方法もあります。

クレジットカードのキャッシングの特徴

  • キャッシング枠が設定されていればすぐに借入できる
  • キャッシング枠がついていない場合は審査が必要

保有しているクレジットカードにキャッシング枠が設定済みの場合、新たな手続きなくすぐにATMや振込などで借入できます。

振込の場合はインターネットからの申込も可能なので、自宅にいながらすぐに借入が可能です。

ただし、クレジットカードにキャッシング枠が設定されていない場合は、申込と審査を受ける必要があります。新規申込となると、即日に借入できないケースが多いので注意しましょう。

FP金子

クレジットカード自体を持っていない場合は、クレジットカードの申込と同時にキャッシング枠も設定できますが、日数がかかる傾向にあるため、急ぎの借入には向いていません。

利息を抑えたいなら銀行カードローン

利息を抑えるなら銀行カードローン

借入のスピードよりも金利の低さを重視するなら、銀行カードローンを検討しましょう。

銀行カードローンの特徴

  • 消費者金融と比べて上限金利が低め
  • 銀行ならではのサポート体制による安心感

銀行カードローンは、消費者金融カードローンと比較して上限金利が低めに設定されているため、利息を抑えられます。

また、銀行ならではのサポート体制なので、初めてお金を借りる方でも安心です。

一部の銀行カードローンでは、キャッシュカードでそのまま借入できます。

カードローン専用のカードが発行されないので、周囲に気付かれる確率を下げられるでしょう。

FP金子

申込する銀行で住宅ローンなどのサービスを既に利用している場合、金利引き下げなどの優遇を受けられるケースもあります。

銀行カードローン

銀行カードローンは消費者金融と比べて上限金利が低めに設定されています。なかでも、メガバンクが提供するカードローンは多くの人に選ばれています。

大手金融機関の安心感はもちろん、全国のATMで利用借入や返済ができるなど、利便性が高いのも理由の1つです。

ここでは、メガバンクのカードローン3つを紹介します。

多くの人に選ばれている銀行カードローン3社

  1. 三井住友銀行カードローン
  2. 三菱UFJ銀行 バンクイック
  3. みずほ銀行カードローン

1:三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローンの特徴

  • 金利年1.5%~14.5%
  • 口座がなくても申込できる
  • 三井住友銀行・提携コンビニATMの手数料が0円

三井住友銀行カードローンは、年1.5%~14.5%と銀行ならではの金利です。

三井住友銀行の普通預金口座がなくても申込でき、来店不要で申込が可能です。

また、手数料無料で利用できる提携コンビニATMが多いため、余分なコストがかかりません。コンビニATMは全国にあるので利便性が高く、計画的な返済につながるでしょう。

※カードレスの場合、ATMはご利用いただけません。

手数料無料で利用できる主なATM

  • 三井住友銀行ATM
  • イーネットATM
  • ローソン銀行ATM
  • セブン銀行ATM
  • ゆうちょATM

※ご利用のATMによって、サービス内容が異なる場合があります。
※ゆうちょATMはご返済用預金口座のキャッシュカードとの兼用カードではご利用いただけません。

普通預金を持っている場合は、キャッシュカードでそのまま借入することも可能です。

三井住友銀行カードローン
金利(実質年率)
年1.5~14.5%
借入限度額
10万円~800万円
融資スピード
最短当日※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。

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2:三菱UFJ銀行 バンクイック

三菱UFJ銀行 バンクイックの特徴

  • 金利年1.8%~14.6%
  • 提携ATMが手数料無料で使える
  • 返済日お知らせメールでサポート

三菱UFJ銀行 バンクイックは、金利年1.8%~14.6%で借入できるカードローンです。

銀行ならではの金利に加えて、ATMでの借入・返済にコストがかからないため、返済負担を抑えられます。

手数料無料で利用できるATM

  • 三菱UFJ銀行ATM
  • イーネットATM
  • ローソン銀行ATM
  • セブン銀行ATM

返済日の3営業日前にメールでお知らせしてくれるなど、返済サポートも充実しており、うっかり返済忘れを防止できます。

三菱UFJ銀行カードローン バンクイック
金利(実質年率)
1.8%~14.6%
借入限度額
500万円
融資スピード
最短翌営業日

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3:みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローン

  • 金利年2.0%~14.0%
  • 住宅ローン利用で金利年0.5%優遇
  • キャッシュカードがそのまま使える

みずほ銀行カードローンの金利は年2.0%~14.0%ですが、住宅ローンを契約している方は年1.5%~13.5%に引き下げられるため、利息の負担を抑えて返済できます。

キャッシュカードをそのまま利用できるのも特徴です。

別途ローンカードを発行しなくてよいため、周囲に知られず利用しやすいでしょう。

また、ローンカードを希望の場合は、発行することも可能です。

みずほマイレージクラブに入会、月末時点でカードローンの残高があれば、翌々月のATM手数料が無料になるため、借入・返済時のコストも削減できます。

手数料無料で利用できるATM

  • みずほ銀行ATM
  • イーネットATM(3回まで)
みずほ銀行カードローン
金利(実質年率)
2.0~14.0%
借入限度額
800万円
融資スピード
最短翌営業日

公式サイトはこちら

初めてカードローンの審査に申込する際のポイント

初めてお金を借りる方のなかには、審査が気になる方も多いのではないでしょうか。

消費者金融か銀行かどうかにかかわらず、カードローンに申込むと必ず審査が行われます。

しかし、各社審査基準は公表しておらず、明確に知ることはできません。

消費者金融や銀行によっても審査基準は少し異なりますが、どのカードローンの審査でも、基本的に本人の属性・信用情報・他社の借入れ状況から総合的に判断されます。

初めてお金を借りる方向けに、カードローンの審査に通過するためのポイントを解説するので、以下の点に注意して申込しましょう。

カードローンの審査のポイント

  • 事前に申込条件を必ず確認する
  • 総量規制を守る
  • 本人確認書類を必ず用意する
  • 必要最低限の金額で申込する

事前に申込条件を必ず確認する

どのカードローンにも、申込条件が設けられています。

例えば、アイフルでは以下のとおり定められており、満たさない場合は申込できません。

・満20歳以上69歳までの方
・定期的な収入と返済能力を有する方

引用元:商品案内|アイフル

他のカードローンでも、「年齢」「安定した収入がないと利用不可であること」が条件に含まれています。年齢は以下のようにカードローンによって異なるので、事前に確認しておきましょう。

アイフル満20歳以上満69歳以下
プロミス満18歳以上満74歳以下
※収入が年金のみの方はお申込いただけません。
アコム満18歳以上満72歳以下
レイク満20歳以上満70歳以下
三井住友銀行 カードローン満20歳以上満69歳以下
三菱UFJ銀行 バンクイック満20歳以上満64歳以下
みずほ銀行カードローン満20歳以上満65歳以下
カードローン各社の年齢制限

2022年4月の民法改正により成人年齢が引き下げられ、18歳・19歳の方も親の同意なくカードローンの契約ができるようになりました。

そのため、一部カードローンでは18歳から申込できるようになっています。

一方、安定した収入はどのカードローンでも求められるため、無職の方や収入のない学生・専業主婦は基本的に利用できません。

逆に正社員や公務員の方は、毎月一定の収入があると判断されやすいため、審査では有利に働きます。

FP金子

カードローンよっては、安定した収入があっても学生は利用できないケースなどがあります。申込む前に、申込条件を満たしているかどうかを必ず確認しましょう。

総量規制を守る

消費者金融カードローンは、総量規制の対象です。

総量規制とは

申込者の年収の3分の1を超える貸付を禁止する貸金業法上のルールのこと

貸金業者は、申込者の年収の3分の1までの金額しかお金を貸すことができません。

貸金業者とは

貸金業法に則り、個人・企業に対して金銭の貸付や金銭の貸借を仲介する業者のことを指します。ただし、銀行は貸金業者に該当しません。

消費者金融は貸金業者にあたるため、総量規制が適用されます。

例えば、年収が300万円の場合、借入できるのは100万円までです。総量規制の範囲を超える金額で申込した場合、審査には通過できません。

総量規制には、クレジットカードのキャッシングも含まれます。消費者金融やクレジットカードのキャッシングを含め、複数社から借入がある方は注意してください。

カードローンに申込む際は、総量規制を超えない金額で申込しましょう。

なお、銀行は貸金業者には該当しないため、総量規制の対象ではありません。

ただし、銀行も申込者の返済能力を超える貸付は行わないため、対象外だからといっていくらでも借りられるわけではありません。

銀行は貸金業法上では総量規制に縛られませんが、各行で同様の規制を設けています。

本人確認書類を必ず用意する

カードローン申込時には、本人確認書類の提出が必須です。

例えば、アイフルでは以下の書類が本人確認書類として認められています。

アイフルの本人確認書類

  • 運転免許証(運転経歴証明書)
  • 個人番号カード(表のみ)
  • 住民基本台帳カード
  • 特別永住者証明書
  • 在留カード など

本人確認書類として使えるものはカードローン会社により異なるので、事前に確認しましょう。

必ず、有効期限内・現住所が分かるものを用意してください。

申込条件によっては収入証明書も必要

申込条件によっては、収入証明書類の提出も求められます。

収入証明書類とは

個人の収入を証明するための書類のことです。収入証明書を金融機関に提出する際は、必ず最新のものを用意する必要があります。

収入証明書類が必要となるのは以下のケースです。

収入証明書類が必要なケース

  • 利用限度額が50万円超の場合
  • 利用限度額と他社からの借入総額が100万円超の場合
  • 審査の過程で必要だと判断された場合

初めてお金を借りる場合、多くのケースでは利用限度額が低く設定されるため、収入証明書類が必要となる可能性は高くありません。

ただし、審査の過程で必要な場合もあるため、提出を求められた際にすぐに対応できるようにしておきましょう。

具体的には、以下のような書類が該当します。

収入証明書類の例

  • 源泉徴収票
  • 給与明細書
  • 確定申告書・青色申請書・収支内訳書
  • 住民税決定通知書
  • 所得(課税)証明書 など

必要最低限の金額で申込する

カードローンに初めて申込する際は、必要最低限の金額で申込しましょう。

一般的に、借入希望額が大きいほど審査は慎重に行われます。

カードローン会社からすると、金額が大きいほど返してもらえないリスクが高くなるため、審査が慎重になるのは当然でしょう。

また、借入希望額が大きければ、総量規制の範囲を超える可能性も高まります。

仮に審査に通過したとしても、利用限度額が大きいと必要以上に借りてしまう原因にもなります。

借りすぎると、返済が苦しくなりあっという間に利息が膨らんでしまうので、必ず返済計画を立てたうえで、必要な分だけ借入することが大切です。

返済計画を立てる際は返済シミュレーションを活用しよう

返済計画をどう立てれば良いか分からない場合は、各カードローンのホームページで提供されている「返済シミュレーション」を使うと便利です。

返済シミュレーションとは

カードローンや住宅ローンで、借入時点で完済までの計画を敷いた表などを指します。金融機関各社の公式ページには、借入金額や金利など簡単な項目を入力すれば、返済額や返済期間などの試算が行えるツールとして準備されています。

例えば、アイフルの返済シミュレーションでは、借入金額・返済回数・金利を入力して「シミュレーションする」を押すだけで、簡単に毎月の返済額が試算できます。

また、返済回数や借入可能額をシミュレーションすることも可能です。

①自分の希望する条件を3つの項目に記載して、シュミレーションするをクリック

アイフルの返済シミュレーション

②数秒で希望する条件の返済金額を知ることができる。

③「返済金額表を開く」をクリックすると、より詳細な情報が見れます。

審査なしでお金を借りる方法

審査なしでお金を借りる方法

金融機関からお金を借りる場合、審査を避けることはできません。

審査を受けたくない場合は、金融機関以外からお金を借りるサービスを検討しましょう。

審査なしでお金を借りる方法

  • 質屋
  • 生命保険の契約者貸付制度
  • 郵便局の貯金担保自動貸付

質屋

質屋に品物を預ければ、審査なしでお金が借りられます。

質屋とは

利用者から物品を預かり、その価値に応じて金銭の貸付業務を行う業者のことです。

預けられる品物は、主にブランドバッグ・アクセサリー・時計・家電などです。

本人確認書類を提示すれば誰でも借入できるため、収入のない専業主婦や学生でも利用できます。

質屋は、その場ですぐにお金が受け取れるのもメリットです。

一般的に、査定額の6~8割程度の金額を借入できます。

借入したい金額によりますが、ある程度高値のつく品物が必要な点には注意しましょう。

また、質屋を利用すると利息(賃料)がかかります。

消費者金融や銀行カードローンと比べて質屋の利息は高いので、安易に借入するのは避けましょう。

質屋の金利は「月利」で表記されています。質屋営業法で定められている上限金利である月9.0%を年率にすると、109.5%になります。消費者金融カードローンの上限金利が大体年率で18.0%なので、質屋の金利はかなり高いです。利息を少なめにしたい方は金融機関からお金を借りるようにしましょう。

なお、返済期限までに返済しなかった場合は、質流れとなり預けた品物が戻ってきません。裏を返せば、品物が戻ってくる必要がないなら返済しなくても問題ないということです。

生命保険の契約者貸付制度

生命保険に加入している方は、契約者貸付制度が利用できないかを確認しましょう。

生命保険の契約者貸付制度とは

保険商品の解約返戻金を担保とした貸付のことで、保険会社が一定の保険の契約者に向けておこなっています。

一般的に、解約返戻金の6~9割程度の範囲で借入ができます。

契約者である自身が積み立ててきたお金をもとに借入するため、審査が必要ありません。

保険を解約することなくお金を借りることができ、保障もそのまま続きます。

また、利用すると利息がかかりますが、カードローンやクレジットカードのキャッシングなどと比較すると金利は低めです。

契約者貸付制度を導入している保険会社の例を記載するので、参考にしてください。

保険会社金利
住友生命年1.55%
日本生命年2.00%
第一生命年3.00%
明治安田生命年2.15%
かんぽ生命年2.50%
保険会社の契約者貸付利率

保険の契約日によっても異なるので、正確な金利は各保険会社の会員ページなどで確認してください。

ただし、万一返済できずに元金と利息が解約返戻金の金額を超えてしまうと、保険契約が失効するリスクがあります。

また、返済が終わっていない状態で死亡保険金や満期保険金を受け取る場合、元金や利息が差し引かれる点にも注意が必要です。

まずは、加入している生命保険が契約者貸付制度の対象になっているかを確認しましょう。

FP金子

保険の種類や契約内容によって契約者貸付制度が利用できるかどうかが異なります。そもそも解約返戻金のない掛け捨て型の保険では、契約者貸付制度を利用することはできません。

郵便局の貯金担保自動貸付

郵便局(ゆうちょ銀行)の担保定額貯金や担保定期貯金に残高がある方は、貯金担保自動貸付が利用できます。

総合口座で管理する担保定額貯金や担保定期貯金を担保とする貸付けです。通常貯金の残高を超える払戻しの請求があったときに、その不足分が自動的に貸し付けられます(自動貸付け)。

引用元:ゆうちょ銀行「貯金担保自動貸付け」

預入金額の90%以内、かつ1冊の総合口座通帳につき300万円までの範囲で借入ができます。

預けている貯金をもとに借入をするため、審査が必要ありません。

また、足りない分を自動で貸付してくれるため、都度借入の手続きが不要です。

返済時も、元金と利息を通常貯金に入金するだけで良いので、手間がかかりません。

金融機関からの借入ですが、貯金を担保にしているため、カードローンやクレジットカードのキャッシングと比べて金利が低いのもメリットです。

担保定額貯金返済時の約定金利+0.25%
担保定期貯金預入時の約定金利+0.5%
貯金担保自動貸付の金利

2022年9月現在、約定金利は0.002%なので、担保定額貯金の場合の金利は0.002%+0.25%=0.252%となり、低金利で借入できることが分かります。

ただし、担保となる定額貯金・定期貯金にお金を預けていない方は利用できません。

また、自動貸付を利用すると通帳にマイナスで記載される点に注意しましょう。

FP金子

貯金担保自動貸付の申込をしていない場合は、手続きが必要です。通帳・お届け印・本人確認書類を持参し、郵便局の窓口で申込しましょう。

生活に困窮されている方は国の融資制度を利用する

お金がないときに使える制度

金融機関から借入できるのは、安定した定期収入がある方です。

収入がない方は、基本的に金融機関から借入することはできません。

ただし、生活に困窮している場合、生活福祉資金貸付制度により国の融資を受けられる場合があります。

FP金子

国の融資制度は数多くあり、利用条件をクリアしていれば融資をしてもらえる可能性があります。金利も低く、無利子で利用できる制度もあり、負担が少ないのが特徴です。

生活福祉資金貸付制度

生活福祉資金貸付制度は、低所得者世帯や高齢者などの生活を経済的に支え、社会参加への促進を図るための制度です。

生活福祉資金貸付制度は利用条件を満たせば、無利子や低金利でお金が借りられます。いくつか種類があるので、利用できるものがないかを確認しましょう。

生活福祉資金貸付制度で借りられる資金

  • 総合支援資金
  • 福祉資金
  • 教育支援資金

総合支援資金

総合支援資金は、失業をした方などが生活を建て直すまでに必要となる資金を借りられる制度です。

新型コロナウイルスの影響で収入が減少して生活に困っている場合、失業していなくても対象となります。借入金額は以下のとおりです。

2人以上の世帯月20万円以内
単身世帯月15万円以内
総合支援資金の借入金額

原則3ヶ月を限度に、無利子で借入できます(連帯保証人なしの場合は年1.5%)。

福祉資金

福祉資金には、「福祉費」と「緊急小口資金」の2つがあります。

福祉費はさまざまな用途に対応しており、資金の種類により上限が異なります。

福祉費で借りられる資金の例

  • 住宅の増改築などに必要な費用
  • 技能習得費用
  • 療養費
  • 介護費
  • 結婚出産や葬祭に必要な費用
  • 引っ越しにかかる費用 など

連帯保証人を立てる方は無利子、立てない場合は年1.5%です。

緊急小口資金は、緊急かつ一時的に生活が維持できなくなった場合に借入できる制度で、主に失業された方が対象となっています。

ただし、新型コロナウイルスの影響で収入が減り、緊急かつ一時的に資金が必要な場合は、休業していなくても対象です。

本来借入金額の上限は10万円ですが、世帯のなかに新型コロナウイルスの罹患者がいるなどの条件を満たす場合は、20万円まで借入できまますし、緊急小口資金は無利子です。

教育支援資金

教育支援資金は、進学や修学の継続を支えるための貸付制度です。

まとまった教育資金が必要な場合に、一定の条件を満たせば高等学校・高等専門学校・大学などに修学するための経費を無利子で借入できます。

借入金額の上限は以下のとおりです。

学校の種類借入金額の上限(月額)特に必要だと認められる場合
高等学校35,000円52,500円
高等専門学校・短期大学60,000円90,000円
大学65,000円97,500円
教育支援資金の借入金額の上限

また、入学する際に必要な入学金は50万円の範囲内で借入できます。

FP金子

日本学生支援機構の「無利子奨学金(第1種)」などの支援を受けてもなお、お金が足りない場合にのみ利用できる制度です。

初めてお金を借りる際の注意点

お金を借りる際の注意点

お金を借りると、利息がかかります。

返済に苦しんだり後の生活に困らないためにも、事前に注意点を知ることが必要です。

初めてお金を借りる際は、以下の点に気を付けましょう。

お金を借りる際の注意点

  • 返済が遅れると信用情報に傷がつく
  • 違法な貸金業者は絶対に利用しないこと

返済が遅れると信用情報に傷がつく

期日までに返済できなかった場合、信用情報に延滞の履歴が記録される場合があります。

「信用情報に傷がつく」とは、延滞などのネガティブな情報が記録されることです。

信用情報とは

クレジットカードやローンの利用に関する情報のことで、契約内容や過去の支払状況など客観的な取引事実が登録されています。なお、返済に遅れた場合は最低5年は信用情報として登録されます。

信用情報は、お金を貸しても問題がないかを判断するための重要な材料です。

審査の際に、カードローン会社やクレジットカード会社が信用情報をチェックします。

そのため、信用情報に傷がつくと、クレジットカードやローンの審査に通過するのは難しくなるのです。

無計画な借入は返済遅れの原因の1つです。

初めてお金を借りる際は、事前に返済シミュレーションなどで計画を立て、毎月遅延なく返済しましょう。

FP金子

長期間の延滞や自己破産などをしてしまうと、信用情報機関に5~10年その情報が登録されてしまうため、長い間ローンサービスを利用できなくなる恐れがあります。そのため、お金を借りる際は慎重にならなければいけません。

返済が遅れると遅延損害金も支払う必要がある

返済に遅れると、新たに借入できなくなるのに加えて、返済日の翌日から遅延損害金も発生します。

遅延損害金とは

金銭の債務について、債務者が返済に遅れた場合に、債権者に損害を賠償するために支払われる金銭を指します。 滞納中の元本×延滞利率×延滞日数÷365(うるう年は366)で計算されます。

返済日を過ぎると、通常の金利から延滞利率に切り替わります。通常の金利よりも高く設定されているのが一般的です。

カードローン名通常の金利(年)遅延利率(年)
アイフル3.0%~18.0%20.0%
プロミス4.5%~17.8%20.0%
アコム3.0%~18.0%20.0%
三井住友銀行 カードローン1.5%~14.5%19.94%
みずほ銀行カードローン2.0%~14.0%19.9%
カードローン各社の延滞利率

遅延損害金は日ごとに発生するため、返済に遅れるほど負担も大きくなります。

違法な貸金業者は絶対に利用しないこと

残念ながら、なかには違法な貸金業者も存在します。

貸金業法を守らず貸付を行う業者を利用してしまうと、法外な金利で貸付され高額な利息を請求される、脅迫まがいの取り立てをされるなどのトラブルに巻き込まれかねません。

そのため、違法な貸金業者からの借入は絶対に避けましょう。

貸金業を行う際は、金融庁に登録をしなければいけません。

借入をする際は、必ず事前に金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」などを利用し、登録業者かどうかを確認してください。

FP金子

無登録でありながら、登録番号などを偽って貸付を行う業者もあります。金融庁が違法な業者を公表しているので、参考にしてください。

初めてお金を借りることに関するQ&A

  • Q
    消費者金融は安心して借りられる金融機関なのでしょうか?
    A
    消費者金融は貸金業法に則って貸付を行っているため、安心して借入できます
    お金を借りるのが初めてで不安な方は、アイフルプロミスなどの融資実績がある大手消費者金融を選びましょう。
  • Q
    学生でも金融機関からお金は借りられますか?
    A
    学生でも、アルバイトなどで安定した定期収入があり審査に通過すれば、お金は借りられます
    一部の金融機関では学生への貸付を行っていない場合があるため、事前に申込条件を確認しましょう。
  • Q
    違法な貸金業者の見極め方はありますか?
    A
    財務局長または都道府県知事の登録を受けている業者かどうかを確認しましょう
    なかには、登録番号を偽って貸付する違法な業者もあるので、金融庁が公表している違法業者に該当しないかも確認してください。

監修者コメント

家計の相談・マネーセミナー講師・CFP

お金を借りる際は必ず利用前に返済可能かどうか確認をしましょう

初めてお金を借りる人は不安が多いかも知れません。しかし、すぐに返済すれば利息はさほど負担にはならないでしょう。なかには無利息期間を設けているものもあります。急な支出で一時的にお金が必要なときは、キャッシングも1つの有効な方法です。ただし毎月の生活費を補うために、定期的に利用するような使い方は、自己破産などにつながる典型例といえます。キャッシングは、必ず返済できる見込みが確認できてから利用しましょう。

※レイクのサービス内容について
社名:新生フィナンシャル株式会社
登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号
電話番号:0120-09-09-09

貸付条件
貸付利率:4.5%~18.0%(年率)
 ※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
融資限度額 :1万円~500万円
返済方式:残高スライドリボルビング方式・元利定額リボルビング方式
必要書類:運転免許証等
 ※収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合)
返済期間・回数: 最長5年・最大60回
 ※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は変動します。
利用対象:満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方)
収入条件:安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)
遅延損害金: 20.0%(年率)
担保・保証人: 不要
※ご契約には所定の審査があります。貸付条件を確認し、借入と返済のバランスを考えて計画的に利用しましょう。

無利息に関して
・Webで初めてお申込みで60日間無利息
・初回契約翌日から無利息適用となります
・無利息期間経過後は通常金利適用となります
・Web以外の無人店舗やお電話で申込むと、お借入額全額30日間無利息またはお借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。
 ※60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1~200万円まで。
 ※30日間無利息、60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。