消費者金融で借りるとクレジットカードは作れない?その真相について解説
本コンテンツには広告を含む場合があり、記事内には企業のホームページへの広告リンクを一部掲載しています。
これらの広告を経由して読者が企業ホームページを訪れ、成約が発生すると弊社に対して企業から紹介報酬が支払われるという収益モデルです。
カードローンなどを使い、消費者金融から借入をしていると、「クレジットカードを作れないのでは?」と不安に感じている人もいるでしょう。
結論から言うと、絶対に作れないとは限りません。下調べをし、申込をする際に工夫すれば審査に通る可能性は十分にあります。
今回の記事では「消費者金融で借りるとクレジットカードが作れない」と言われる理由や、申込をする際に試してほしい工夫を詳しく解説します。この記事を最後まで読めば「こうすればクレジットカードの審査に通る可能性を上げられる」とわかるはずです。
消費者金融で借りるとクレジットカードが作れない理由とは
最初に、なぜ消費者金融での借入があると、クレジットカード審査において不利になるのかを詳しく解説します。
消費者金融での借入があることが不利になる理由
- 支払能力に不安が残るから
- 他のところからお金を借りられなかったと判断されるから
理由1.支払能力に不安が残るから
1つ目の理由は、支払能力に不安が残るからです。消費者金融からお金を借りたなら、残高がある限りは返済しなくてはいけません。そんな状況であるにもかかわらず、さらにクレジットカードを利用したら、延滞・滞納のリスクが高まります。
消費者金融からの借入残高がきわめて少ないなら問題はありませんが、多い場合はクレジットカードの審査に悪影響を及ぼしてしまいます。
FP高原
消費者金融は金融庁から正式に許可を貰って営業しているため、決して利用するのは悪いことではありません。ただ、借入額があまりにも大きいと、クレジットカード会社が審査に通すのを躊躇してしまう可能性はあります。
理由2.他のところからお金を借りられなかったと判断されるから
2つ目の理由は、他のところからお金を借りられなかったと判断されるからです。
消費者金融のカードローンやキャッシングサービスは、銀行のカードローンなど他の個人向け小口融資商品に比べると総じて金利が高いです。
消費者金融からの借入残高があまりに多い場合、クレジットカード会社の担当者は「金利がより低いところから借りられない=信用力が低い」と判断し、審査を進めます。
このことが響いて審査に不合格になる可能性もゼロではありません。
特に中小の消費者金融からの借入はマイナスになる可能性も
特に注意すべきなのは、中小の消費者金融から借入をしていた場合でしょう。
中小の消費者金融の場合、信用情報に異動が登録されていたり、総量規制に触れたりなどの決定的な理由がなければ、柔軟に審査に応じる姿勢をとっている場合も多くあります。
大手では審査に通過できなくても、中小に変えたら通ったというのは珍しくありません。
しかし、クレジットカードの審査においてはこれがマイナスにもなり得ます。なぜなら、「大手の消費者金融で審査に通らなかった事情のある人」と判断される可能性があるためです。
実際はクレジットカードの審査に通るケースもある
実際のところ、消費者金融からの借入があったとしても、クレジットカードの審査に通ることは往々にしてあります。あくまで審査における1つの要素でしかないためです。
クレジットカード会社はさまざまな側面から利用希望者の支払能力や信用情報を精査し、利用可否の判断を下しています。
仮に、消費者金融からの借入があっても、支払能力や信用情報に特段問題ないと判断されれば審査に通る可能性は高いです。
FP高原
延滞・滞納をしたことがなかったり、借入はしているもののごく少額だったりする場合であれば、まずは申込をしてみましょう。
実際にクレジットカードに申込した人へアンケートを実施
今回、編集部では消費者金融を利用しながらクレジットカードに申込した人を対象に、アンケートを実施しました。
115名の方が消費者金融を利用しつつ、クレジットカードへ申込をしたようですが、7割以上の人が審査に通過したことが分かりました。
このことから、消費者金融を利用している人でもクレジットカードを利用できる可能性があることが分かります。
なお、115名の方が実際に利用していた消費者金融は以下の通りです。
9割以上の方は、大手消費者金融が扱うカードローンを利用していました。
中には、複数のカードローンを利用しつつ、クレジットカードの審査に通過できた人もいるため、借入件数が多いからと言って、クレジットカードが利用できないというわけではありません。
実際に審査に通った方が使っていた消費者金融にどんな特徴があるか紹介していくので、参考にしてみてください。
アコム
- 金利(実質年率)
- 3.0~18.0%
- 借入限度額
- 800万円
- 融資スピード
- 最短20分
※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
アコムの特徴
- 審査時間が最短20分
- 楽天銀行口座利用なら最短10秒で振込融資
- 公式アプリが便利
アコムは、三菱UFJフィナンシャル・グループに属する消費者金融で、2022年12月時点で156万人の利用者います。審査は最短20分で完了し、スムーズに手続きが進めば即日で融資を受けられます。
振込サービスが充実しており、楽天口座利用なら依頼してから最短10秒で融資をしてくれるのです。三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行の口座利用の方でも、最短1分で融資をしてくれます。
また、公式アプリの機能も充実しており、ご利用残高の表示や返済期日のお知らせ機能などもついているので、とても便利です。
プロミス
- 金利(実質年率)
- 4.5~17.8%
- 借入限度額
- 500万円
- 融資スピード
- 最短3分
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
プロミスの特徴
- 最短3分で融資が可能※
- 三井住友銀行ATMなら手数料無料
- 電話による在籍確認が原則としてなし
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
プロミスはSMBCグループに属する消費者金融で、多くの人に選ばれています。WEB申込であれば手続き後早ければ3分※でお金を借りることが可能です。
同グループの三井住友銀行ATMなら、手数料がかかりませんので、三井住友銀行を普段から利用している方に選ばれています。
更に、プロミスは在籍確認の際に原則として電話連絡を行わないため、勤務先に連絡されたくない方にとってもメリットのあるカードローンといえるでしょう。
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
アイフル
- 金利(実質年率)
- 3.0~18.0%
- 借入限度額
- 800万円
- 融資スピード
- 最短18分
お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。
アイフルの特徴
- 申込から最短20分で融資可能※
- 申込後アイフルにメールすると優先的に審査
- ローンカード不要で借入ができる
アイフルは、申込から最短20分で融資※をしてくれる消費者金融です。申込後にアイフルにメールで連絡すると、優先的に審査を行ってくれるため、早く融資を受けたい方は活用してみてください。
※申込時間によっては優先審査に応じてもらえないケースもあります。
さらに、アイフルは公式アプリから借入・返済ができるため、ローンカードを発行する必要がありません。
公式アプリを使ってATMから借入する際は、以下のコンビニATMで利用できます。
公式アプリで利用できるATM
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
消費者金融からの借入を隠して審査を受けてはいけない理由
消費者金融からの借入があったとしても、その事実を隠してクレジットカードの審査を受けてはいけません。深刻なトラブルになるのでやめましょう。理由として、以下の2点を解説します。
隠して審査を受けてはいけない理由
- 信用情報を確認すればすぐにわかるから
- 心証が悪くなりすぎるから
理由1.信用情報を確認すればすぐにわかるから
1つ目の理由は、消費者金融からの借入があるかどうかは、信用情報を確認すればすぐにわかるからです。クレジットカードの審査においては、利用希望者の信用情報の照会が必ず行われます。
信用情報とは
クレジットカードやローンの利用に関する情報のことで、契約内容や過去の支払状況など客観的な取引事実が登録されています。なお、返済に遅れた場合は最低5年は信用情報として登録されます。
クレジットカードの審査においても、担当者がデータベースへの照会をします。利用希望者の信用情報をくまなくチェックし、消費者金融からの借入の残高や延滞・滞納などの金融事故の有無を調べているのです。
仮に、消費者金融からの借入があるのを隠して審査を受けたとしても、かならず発覚します。隠しても意味がありません。
理由2.心証が悪くなりすぎるから
2つ目の理由は、心証が悪くなりすぎるからです。
消費者金融からの借入があるのを隠すのは、虚偽申告にあたり、信用を損ねる原因にもなります。「自分の借入利用額も把握できない」「嘘を書いて審査に通ろうとした」などの理由で、信頼できない人物と判断されるので絶対にやめましょう。
可能性は極めて低いですが、悪質と判断されたら詐欺罪で逮捕される恐れもあります。
クレジットカード審査に落ちる原因は消費者金融だけではない
消費者金融からの借入があまりに多かったり、延滞・滞納を繰り返していたりした場合は審査落ちの原因になります。しかし、そのほかの理由でもクレジットカードの審査に落ちることはあるので注意が必要です。
ここでは、審査落ちの原因になりうるものとして、以下の3つを紹介します。
クレジットカードの審査に落ちるその他の原因
- 他のローンサービスで金融事故を起こしている
- 在籍確認が取れない
- 利用条件を満たしていない
他のローンサービスで金融事故を起こしている
他のローンサービスで延滞・滞納、強制解約などの金融事故を起こし信用情報に異動が登録された場合は、クレジットカードの審査に通るのも厳しくなります。十分な支払能力がないと判断されるためです。
信用情報における異動とは
信用情報機関に登録される事故情報のことで、長期延滞や債務整理などが該当します。
銀行、信販会社からの借入はもちろん、携帯料金や奨学金の返済を延滞・滞納した場合も金融事故になり得るので注意してください。
在籍確認が取れない
クレジットカード会社によっては、勤務先への電話による在籍確認を行うケースがあります。何らかの理由で在籍確認が完了しなかった場合も、審査落ちの原因になるため注意が必要です。
FP高原
勤務先がリモートワークを実施しているなどの理由で誰も電話に出ない可能性がある場合は、事前にクレジットカード会社へ相談しましょう。
利用条件を満たしていない
クレジットカードにはそれぞれ利用条件が設定されていますが、これを満たさなかったのが原因で審査に通らない可能性もあります。たとえば、三井住友トラストクラブが発行する「TRUST CLUBワールドカード」の場合は、以下の通りです。
「TRUST CLUBワールドカード」の利用条件
- 年齢:25歳以上なら申込可能
- 年収:年収400万円以上なら申込可能
出典:TRUST CLUB ワールドカード | カードラインナップ | クレジットカードなら三井住友トラストクラブ
これらの利用条件は、クレジットカード会社のWebサイトに明記していることもあれば、設定されているものの非公開というパターンもあるのが実情です。事前にできるだけ調べた上で、自分が審査に通りそうなクレジットカードを選びましょう。
消費者金融の借入があってもクレジットカードを作る方法
結局のところ、消費者金融を利用しているという理由だけでクレジットカードの審査に落とされるわけではありません。さまざまな要素を総合的に勘案した上で、クレジットカードの審査が行われる以上、工夫すれば通る可能性は出てきます。
そこでここでは、消費者金融からの借入があってもクレジットカードを作るためのコツを解説します。
1:虚偽申告はしない
嘘の情報を書いても、審査においてはまったく効果はありません。年収を多く書いたり、本当はすでに会社を辞めているのに在籍中であると書いたりしても、審査の過程で発覚します。申込書に書かれた情報や社内のデータベースに照らし合わせ、矛盾がないかチェックしているためです。
故意でなくても、虚偽の情報を書いてしまったら、審査落ちの原因となる場合があります。申込する際に記載する情報は必ず提出する前に確認してください。
2:多重申込はしない
短期間に複数のクレジットカードに申込をするのは、審査落ちの原因になります。「同時並行で申込をしなくてはいけないほど、金銭的に困窮している」と判断されるためです。
一度新しいクレジットカードに申込をした場合、その情報は半年間信用情報機関に登録されます。そのため、前回の申込から半年以上経ってから次のクレジットカードに申込をする、というペースで進めましょう。
3:キャッシングやカードローンの残高を減らす
クレジットカードの申込をする前に、キャッシングやカードローンの残高を減らしておきましょう。残高が低ければ低いほど、支払能力が高いと判断されるので、審査においては有利になります。
FP高原
もう使う見込みがないキャッシング、カードローンがあれば、思い切って解約して、借入先を減らすというのも一つの手です。
消費者金融の利用に抵抗があるなら銀行カードローンもある
ここまで説明した通り、消費者金融から借入をしたのが、クレジットカードの審査においてまったく影響しないとは言い切れません。消費者金融を使うのに抵抗があるなら、銀行が提供するカードローンを使うのも1つの選択肢です。
銀行カードローンであっても借入額が多すぎたり、延滞・滞納などのトラブルがあったりすると、クレジットカード審査にも影響が及びます。
特に、メガバンクは、多くの顧客を有し、利便性の高いサービスを提供しています。ここでは、実際に多くの人に利用されている銀行カードローンを紹介しましょう。
多くの人に利用されている銀行カードローン3選
- 三井住友銀行カードローン
- 三菱UFJ銀行 バンクイック
- みずほ銀行カードローン
三井住友銀行カードローン
- 金利(実質年率)
- 年1.5~14.5%
- 借入限度額
- 10万円~800万円
- 融資スピード
- 最短当日※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
三井住友銀行カードローンの特徴
- 最短当日の融資が可能
- 申込はWeb完結
- 三井住友銀行ATM・提携コンビニATMであれば手数料無料
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合がございます。
銀行のカードローンの審査にかかる時間は、個々の銀行によって異なります。1週間以上かかるケースがあるのも珍しくありません。しかし、三井住友銀行カードローンの場合、最短で当日に審査結果が回答されます
FP高原
銀行カードローンはコンプライアンスチェックの関係で、審査結果の時間を要しますが、三井住友銀行カードローンは最短当日融資が可能です。
申込はWebで完結させられるため、いつでも好きな場所から手続きができます。その上、三井住友銀行や提携コンビニATMからの借入・返済であれば手数料もかかりません。
※ご利用のATMによって、サービス内容が異なる場合があります。
※ゆうちょATMはご返済用預金口座のキャッシュカードとの兼用カードではご利用いただけません。
※カードレスの場合、ATMはご利用いただけません。
三井住友銀行カードローンで使える手数料無料のATM
- 三井住友銀行ATM
- イーネットATM
- ゆうちょATM
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
三菱UFJ銀行 バンクイック
- 金利(実質年率)
- 1.8%~14.6%
- 借入限度額
- 500万円
- 融資スピード
- 最短翌営業日
三菱UFJ銀行 バンクイックの特徴
- 最小1,000円から借入・返済可能
- ATM手数料は無料
- 三菱UFJ銀行の口座がなくても利用できる
三菱UFJ銀行では「バンクイック」というサービス名でカードローンを提供しています。最小1,000円から借入・返済が可能であるため「本当に必要な額だけを借りて、すぐに返済する」という方法で使う事も可能です。
また、三菱UFJ銀行のATMに加え、ローソン銀行、セブン銀行、イーネットのATMが利用手数料・時間外手数料無料で使えます。ただし、毎週月曜日の1:00~5:00、毎月第2土曜日の21:00~翌朝7:00はATM自体が利用できないので気を付けてください。
なお、バンクイックは三菱UFJ銀行のサービスですが、同行の口座がなくても利用できます。ただし、三菱UFJ銀行の口座がある場合は、ローンカードを受け取る前に振込による借入ができるので、事前に用意しておくと良いでしょう。
みずほ銀行カードローン
- 金利(実質年率)
- 2.0~14.0%
- 借入限度額
- 800万円
- 融資スピード
- 最短翌営業日
みずほ銀行カードローンの特徴
- 上限金利が他の銀行に比べて低い
- みずほ銀行の口座があればローンカード不要
- 安定的な収入があればパート、アルバイト、主婦・主夫でも申込可能
みずほ銀行カードローンは、上限金利が他の銀行に比べて低いというメリットがあります。すでに紹介した三井住友銀行、三菱UFJ銀行のカードローンと比べてみましょう。
銀行名 | 金利 |
---|---|
三井住友銀行 | 年1.5%~14.5% |
三菱UFJ銀行 | 年1.8%~14.6% |
みずほ銀行 | 年2.0%~14.0% |
みずほ銀行カードローンを申込した場合、みずほ銀行の口座がなければローンカードが発行されます。しかし、みずほ銀行の口座があるなら、キャッシュカードにカードローン機能を追加してもらうことが可能です。ローンカードを希望する場合は追加発行してもらえるので、好みに応じて選びましょう。
なお、安定継続した収入が見込めるなら、パート、アルバイト、主婦・主夫でも申込可能です。
消費者金融系のクレジットカードを検討するのもあり
消費者金融を利用している人であれば、消費者金融系のクレジットカードに申込をするのも1つの手段です。利用状況に問題がなければ審査に通る見込みがあります。
申込からクレジットカードの発行までも総じて早いです。ただし、消費者金融の利用にあたって何らかの問題を起こした場合は難しいので注意しましょう。
消費者金融系のクレジットカードの例
- ACマスターカード
- ライフカード
ACマスターカード
- 金利(実質年率)
- 年10.0%~14.6%
- 借入限度額
- 300万円
- 融資スピード
- 最短即日
ACマスターカードの特徴
- 年会費無料
- 最短即日カード発行
- 毎月0.25%の自動キャッシュバック
ACマスターカードは、消費者金融のアコムが提供しているクレジットカードです。アコムのローンカードも兼ねているため、借入の際にも利用できます。なお、付帯している国際ブランドはMasterCardです。Google Payと連動させれば、スマートフォン1つで支払いができます。ACマスターカードは年会費無料です。
アコムの自動契約機で手続きをすれば、その場でカードが受け取れます。ただし、一部の自動契約機では発行できないので注意しましょう。また、毎月の利用金額に対し0.25%が自動でキャッシュバックされます。「ポイントを貯めても使い道がない」という人にも向いているクレジットカードです。
ライフカード
- 金利(実質年率)
- 年13.505%~18.0%
- 借入限度額
- 最大200万円
- 融資スピード
- 最短3営業日
ライフカードの特徴
- 最短3営業日でカード発行
- 初年度はポイント1.5倍、誕生月は3.0倍
- ステージプログラムでポイント最大2倍
ライフカードは、大手消費者金融・アイフルのグループ会社です。社名と同じクレジットカードのライフカードも、年会費無料のカードとして広く知れ渡っています。なお、国際ブランドはMasterCard、Visa、JCBのいずれかから選択可能です。
ライフカードは、最短3営業日で発行されます。できるだけ早くカードを手に入れたい」時に何かと重宝するでしょう。
また、ポイント(LIFEサンクスプレゼント)の貯まりやすさにも定評があります。基本の付与率は利用金額1,000円につき1.0ポイントです。しかし、初年度はポイント付与率が1.5倍、誕生月は3.0倍になるので、まとまった支出があるならライフカードで支払うとポイントが一気に貯まるでしょう。
1年間の利用金額に応じて翌年度のポイント還元率が決まる「ステージプログラム」も用意されています。最大2倍になるため、公共料金の支払をまとめるなどして工夫しましょう。
貯まったポイントはキャッシュバックを受けたり、ANAのマイルや楽天ポイントなどの各種ポイントに移行したりなど、さまざまな使い方が可能です。
消費者金融からの借入とクレジットカードに関するQ&A
- Q異動情報があるとクレジットカードの利用は難しい?
- A原則難しいです
しかし、デポジット型のクレジットカードなら持てる可能性があります
信用情報に異動が登録されている状態では、クレジットカードの審査には原則として通りません。なぜなら、支払能力が不十分と判断されるためです。異動の登録は最長10年に及びます。
異動が登録されている間でもクレジットカードを持ちたいなら、デポジット型のクレジットカードも併せて検討しましょう。
デポジット型のクレジットカードとは、あらかじめクレジットカード会社に保証金=デポジットを預け、その範囲内で支払ができるカードのことです。
- Q消費者金融からの借入があると家族カードの利用は難しい?
- A配偶者の方の利用状況に問題がなければ、発行される可能性が高いです
家族カードとは、クレジットカードの追加カードの一種です。本来、クレジットカードは券面に記載された会員本人しか利用できません。しかし、家族カードを追加発行すれば家族も使えるようになる上に、会員本人の利用分とまとめて同じ銀行口座から引き落とせるようになります。
家族カードはあくまで会員本人の利用状況や支払能力を鑑みて発行可否の判断が行われます。仮に、家族カードを持つ予定の家族が消費者金融からの借入をしていたとしても、審査には影響しません。あくまで「会員本人に相応の支払能力があるか」が問題になります。
- Q消費者金融から借入があるとデビットカードは作れない?
- A作れる可能性は大いにあります
デビットカードとは、決済用のカードの1つです。加盟店で使用すると同時に、支払元として指定した銀行口座からの引き落としが行われる仕組みになっています。なお、現在は「国際ブランドデビット」といって、クレジットカードの加盟店で使えるものが主流です。
クレジットカードのように「一度、クレジットカード会社が立て替えて払い、後で請求する」というプロセスがありません。また、銀行口座の残高が不足していれば、エラーが出て決済できない仕組みになっています。
そのため、クレジットカードほど厳密な支払能力は求められません。消費者金融からの借入残高が多かったり、信用情報に何らかの問題があったりしても発行される可能性はあります。
監修者コメント
フィナンシャルプランナー
高原 耕大
監修者プロフィール異動情報には注意しましょう!
クレジットカードを作る際には、借入情報よりも返済遅延などの情報のほうが審査に影響を及ぼします。「そこまで大きな金額の未払いではないから」や「そこまで長期の延滞ではないから」と思っても、異動情報がある場合審査はかなり厳しくなります。普段からそういったことを起こさないように気をつけておきましょう。
この記事の監修者
フィナンシャルプランナー
高原 耕大
大学卒業後、外資系生命保険会社2社で勤務した後にファイナンシャルプランナーとして独立し、合同会社T.Kプランニングを設立。代表FPとしてお客様のライフプランやマネープランの相談だけでなく、執筆や記事の監修も幅広く手掛ける。また、「営業代行」「営業支援」「営業企画立案」「金融関連記事作成」のサポートなどもおこなう。
監修者プロフィール